フォークリフト運転技能講習
フォークリフト運転技能講習は、18歳以上であれば誰でも受けることが出来ます。学科講習は「走行4時間」「荷役4時間」「力学2時間」「法令1時間」の4つに分けられています。
大型、中型、準中型、普通又は大型特殊の免許所持者は「走行」は免除されます。
実技講習は、自動車免許のない方と大型、中型、準中型、普通又は大型特殊(カタピラ限定)の免許所持者は、
走行と基本操作を20時間、走行と荷役操作を4時間おこないます。
大型特殊免許(カタピラ限定除く)を有する方。または大型自動車免許、中型自動車免許、準中型自動車免許、普通自動車免許もしくは大型特殊(カタピラ限定)免許をお持ちの方でフォークリフト特別教育を修了後、3ヶ月以上1t未満のフォークリフトでの運転業務に従事経験のある方や
特別教育を修了後、6ヵ月以上1トン未満のフォ−クリフトの運転の業務に従事した経験がある方は、走行と荷役操作を4時間おこないます。
尚、フォークリフトでの運転業務に従事経験のある方は、運転経験証明書の提出が必要です。
総受講時間・日程 | |
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自動車免許のない方 | 学科11時間+実技24時間 計35時間 (通常4日間コース) |
大型、中型、準中型、普通又は 大型特殊(カタピラ限定)の免許所持者 |
学科7時間+実技24時間 計31時間 (通常4日間コース 土日を2週で受講するコースも 多くで実施) |
大型特殊免許(カタピラ限定除)を有する方 または大型自動車免許、中型自動車免許、 準中型自動車免許、普通自動車免許もしくは 大型特殊(カタピラ限定)免許をお持ちの方で フォークリフト特別教育を修了後、 3ヶ月以上1t未満のフォークリフトでの 運転業務に従事経験のある方 運転経験証明書要 |
学科7時間+実技4時間 計11時間 (通常2日間コース) |
特別教育を修了後、 6ヵ月以上1トン未満のフォークリフトの 運転の業務に従事した経験がある方 運転経験証明書要 |
学科11時間+実技4時間 計15時間 (通常2日間コース) |
初日学科を受講、二日目に学科と学科試験・試験合格後実技開始(実技時間4時間の方は終了後修了試験をして合格すれば講習修了)、三日目からは二日間実技をし、最終日に修了試験をして合格すれば講習修了という様な進め方が一般的だと思います。
文中にもありますが、自動車免許を所持している方が受講者の多くを占めますので、土日を2週で受講するコースをほとんどで実施しています。 上記で通常2日間コースや通常4日間コースとなっていますがプラス1日でスケジュールしているところもあるようです。 |
持ち物:一般的なもの、それぞれ確認をお願いします。
筆記用具(鉛筆・消しゴム・ポールペン等)
印鑑、手袋(軍手)、雨具(実技はほとんどのところが屋外実施。また雨天でも実技実施。)
作業に適した服装・安全靴(運動靴でも可)
写真(無作業帽 無背景 サングラス不可 縦3.0×横2.4cm)1枚
ヘルメット(貸出ししてくれますが、持っていれば持参しましょう)
受講資格の証明書類(自動車運転免許または他の免許・技能講習の修了が条件となるコースはその修了証や運転経験証明書等。
本人確認書類(運転免許証・保険証・パスポート・学生証等)
受講費用の支払いタイミングはそれぞれ確認をお願いしますが、講習開始前に支払わなければ受講できません。
また、訓練機関は受講者が多く予約が必要になると思います。あらかじめ待ち期間などを確認し、早めに予約をする必要があると思います。
教育訓練給付金制度
教育訓練給付金制度とは、厚生労働大臣が指定する講座による雇用の安定や、受講する者の再就職の促進を目的とした雇用保険による給付制度です。
一定の条件を満たす方が、厚生労働大臣が指定する教育訓練を受講し修了した場合、教育訓練施設に支払った教育訓練経費の最大20%(上限10万円)がハローワークから支給されます。
利用する訓練施設で行う講習が教育訓練給付金指定講座であり、前述の条件を満たす方は給付金が支給されます。
詳細は、お近くのハローワークへお問合せください。