直腸脱絞り込み縫縮術

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【直腸脱絞り込み縫縮術(Gant-三輪法)】
脱出する直腸粘膜と筋層に針・糸を掛けて大豆大のコブを何十個(普通は20〜30個)も作ります。
すると、しだいに直腸が絞り込まれて短くなって肛門内におさまる様になります。
縫う糸は合成吸収糸なので抜糸の必要はありません。
麻酔は腰椎麻酔(下半身麻酔)か局所麻酔で行います。
手術の負担はごく軽いので、術後の痛みもほとんど無い手術方法ですが、以下のような欠点があります。
再発率が20〜30%あります。
手術後も同じ様に強くいきむ習慣を続けますと4〜5年後に再発の可能性があります。
再発しても以前よりは小さくなっている事が多いですが、再手術となります。
この手術の良い点として、再発してもやり直しが効くという事です。
開腹術の場合は体への負担が大きく、術後に腸閉塞などの合併症・腸の癒着などの心配があります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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