セルベックス カプセル 50mg (消化性潰瘍用剤/胃炎・胃潰瘍治療剤) |
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・概説 |
胃の粘膜を丈夫にする薬。胃炎や胃潰瘍の治療に用いる。 |
・作用 |
【働き】
胃の粘膜が弱ると、胃酸の刺激で、胃炎や胃潰瘍(胃粘膜の傷)を起こしやすくなる。
この薬は、胃の粘膜を丈夫にする。
そして、胃酸に対する抵抗力を高め、胃炎や胃潰瘍の治りをよくする。
また、鎮痛薬など他の薬による胃の荒れを予防する。
【薬理】
胃を守る粘液を増やしたり、胃粘膜の血流をよくすることで、胃酸に対する防御機能を高める
傷ついた組織の修復を助ける作用もある。 |
・特徴 |
胃酸に対する「防御因子増強薬」。
強い作用があるとはいえませんが、副作用はほとんどない。
胃炎や胃潰瘍の治療に広く用いられる。
鎮痛薬など他の薬による胃の荒れを予防する目的で、いっしょに処方されることもある。 |
・注意 |
【診察で】
持病のある人や、服用中の薬は医師に伝える。
【使用にあたり】
指示どおりに飲む。
ふつう、1日3回毎食後に飲む。
他の薬との併用も多い。 |
・効能 |
胃潰瘍
次の疾患の胃粘膜病変(びらん、出血、発赤、浮腫)の改善 急性胃炎、慢性胃炎の急性増悪期 |
・用法 |
カプセル50mg・・・通常成人、3カプセル(テプレノンとして150mg)を1日3回に分けて食後に経口服用。
なお、年齢、症状により適宜増減。
細粒10%・・・通常成人、細粒1.5g(テプレノンとして150mg)を1日3回に分けて食後に経口服用。
なお、年齢、症状により適宜増減。
※用法用量は症状により異なる。医師の指示を必ず守る。 |
・副作用 |
安全性の高い薬です。副作用はまずありませんが、まれに、肝機能値に異常があらわれたりする。
【重い副作用】
めったにないですが、初期症状等に念のため注意。
肝臓の重い症状・・・だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が褐色。
【その他】
肝機能値の異常 |
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