いぼ痔手術体験記／いぼ痔手術体験記

手術体験記

第２日目(金曜日)

夜中に何度も目覚める。
手術日だ。

６：００

朝６時、もう眠れそうにないので４階に行き自動販売機で水を２本購入。
(手術後８時間は寝ていなければならないので、事前に飲み物を購入するよう言われるようだが、この時買ってベッド横のテーブルに置いていたため、その後指示は無かった)
ついでにテレビ視聴用のカードも購入(１，０００円なり･････１１時間くらい視聴可能とか)。

７：００

起床。
検温(３５．７度)後の初仕事は浣腸。
数回トイレへ。
隣の入院患者は術後５日くらい経過しているようだが、痛みや出血があるようだ。
昨日からの観察では、唸るほどの痛みではないようだ、看護士の回診で話しているのが聞こえた。
手術時はパンツ一丁で手術着を着た状態で望む。
点滴。

９：００

その後病室と同フロアの手術室へ行くよう看護士が迎えに来た。
手術室へ入ると院長と助手２名。
パンツを脱いで手術台へ腰掛ける。
靴下を履いていたのだが、これは脱がなくても良いとの事。
手術室は寒く無いが、靴下を履いていると良いと思う。
手術着で前を隠すようにして腰掛けると腰の辺りを大きく消毒。
その後麻酔注射。
注射が終わると殆ど全裸で手術台の上にうつ伏せになる。
女性の場合はきっと色々と考慮するのだろうが、医師と同性である男性には容赦？ない。
麻酔は触られている感覚はあるのだが、痛みは全く感じない。
はじめは肛門を作業しやすいように拡大するようなことをしていると思うのだが、うつ伏せなので全く何をしているのか分からない。
腰の辺りに何かの道具？をおいているのが分かる。時々そこから何かをとって作業したり、作業が終わって戻しているような感じ。
尻を上から押されているような感覚があり、恥骨の辺りが痛い。
麻酔が効いているので、本当に痛いのか分からないがそんな感じがする。
うつ伏せ姿勢が続いているので辛いのかもしれない。
途中でチーィというような音がして今までしなかった臭いがした。
レーザーメスのようなものを使っているのかな？
このチーィ音は、全部で５回位だったと思う。
一番長く聞こえた時だけ臭いを感じたが、これもうつ伏せ姿勢ゆえ真実は不明。
うつ伏せ姿勢に嫌気がさしてきた頃、終了したようだ。
切除した病巣？を見せてくれたが、姿勢も辛くやっと終わったという開放感でよく見もせず有難うございますと述べたのみ。
ガラス器に載せられた病巣の一部をピンセットでつまみあげて見せてもらったが、その部分は細い女性の小指第二間接まで位の細長いもののように見えたが、その下にも訳の分からない形状のものがあったのでたまたまそのように見えたのだと思う。