外痔核手術体験記／外痔核手術体験記

手術体験記

第４日目(日曜日)

３：００

痛み止め飲む。

６：００

トイレにて排便。
薬のおかげで便は柔らかい、排便時に内側での痛みは感じないが、外側(肛門部)が痛い。
肛門部は中のほうは痛みを感じず、外側に近いところが痛みを感じるので、そのように感じるのだろう。
肛門部の痛みが外側、あるいは入り口近くとか少し内側とかと、特定する訓練を行っていないので全て一緒のように感じてしまうのかも知れない。
いずれにしても、肛門部は腫れており外側にはウォシュレットで痛みを感じる傷もあるということだ。
ウォシュレットは徐々に強力にしていけばそれほど痛みは感じない。
病院のウォシュレットは強弱二つの水流が選択でき、強弱それぞれで更に温水圧を調節できるタイプなので、はじめの頃は弱の弱めから徐々に中位で洗浄していたが、以前にも書いたように洗浄が上手くできていないのと、痛みに対する実感と恐怖心が改善されてきているので、今は弱の強位まで使用している。
便の中には出血は見られないが、ふき取る時にペーパーに血液が少し付いている。
外側に傷があることは明らかだ。
鏡で見てみたいような怖いような。

７：００

検温３６．６度。

９：００

朝食。　
【朝食ＭＥＮＵ】
ウィンナー野菜炒め、８枚切り食パン(マーガリン・ジャム)２枚、牛乳、オレンジ。
胃腸薬、緩下剤を飲む。
食後歯磨き。

１０：００

点滴開始　２回目。
大分痛みは治まってきた。
しかし、肛門は別人のものが付いている感じ。
くしゃみや咳をすると痛い。
肛門に力を入れるのも相変わらず痛む。
昆布茶を入手した。久しぶりだが美味い。
入院生活はすることがないので、ちょっとした変化がありがたい。
なんだか今日は咳がでる。
そのたびに痛むのでのど飴が欲しい。
ガムがあったのでとりあえずそれで我慢。ＣＤを聞いたり読書したり・・・・・・又痛み出す。

１１：００

痛み止め飲む。

１３：００

昼食。
【昼食ＭＥＮＵ】
鮭フライしめじソース、コールスローサラダ、味噌汁、白米。
胃腸薬、緩下剤を飲む。
食後歯磨き。

１３：３０

トイレ排便。
前回より、量も出た。
やはり排便感は今までと全く違う。
ウォシュレットも強の中位まで使える。
肛門が腫れているからだろうがウォシュレットできれいにならない。
何度もウォシュレット、ペーパーの繰り返し、やっときれいになる。
何度も洗っているとヒリヒリ痛み出し、多少の出血もある。
術後５２時間位だから、そう簡単には治らないよね。
表面はヒリヒリと痛く、咳をすると全体が痛い感じ。
昼食の時４階のミニミニブックコーナー(医院で用意したものと、患者さんが置いていったものかな？)にて借りてきた渡辺淳一著『鈍感力』を読む。
中に三大疼痛の記載があった。
①胆石や腎臓結石の痛み。
②痛風の痛み。
③痔疾の痛み。
とあった。
やはり、痔って痛いんだぁ。

１５：５０

入浴。
本日一回目。
お湯の中に入っていると痛みが安らぐ。
肛門を締めてもそれほど痛くない。
院内は暖かいし、風呂場も暖かいのでお湯は下半身それも尻だけを温める水位でずっと利用している。
大部屋に６人ほどの同性がいるので、最大３０分位が入浴時間になるだろう。
普段はカラスの行水タイプなので、とても３０分も入ってはいられないのだが、痛みが軽くなるのだから利用しない手はない。
だが、のぼせてしまうから低水位入浴法となるわけだ。
とか、思っていたが何のことはない１５分ほどで出ていた。
お湯から出て体を拭いているうちに痛みは元通り。
くしゃみで又も鈍痛。

１７：４０

診察のため１階診察室へ。
特に問題なく経過しているとの事。
どんどん入浴してと言われる。
飲み薬
胃腸薬(グリマック顆粒　GRIMAC 0.5g)
緩下剤(マグラックス錠 MG2　250mg)
痛み止め(ロキソニン　60mg)
入眠剤(マイスリー)
を貰う。

１８：００

夕食。
【夕食ＭＥＮＵ】
すき焼き、酢の物、とろろ汁、白米。
普段から心掛けなければと思いつつ、やっていないこと。
食事中は、良く噛みましょう。
特にすることもない入院中は、しっかり噛むことにしょうと決めていたので、毎回他の患者さんより早く食べ始めても終わるのは一番最後。
病室に戻る。
胃腸薬、緩下剤を飲む。
食後の歯磨き。

１９：００

回診。

２１：００

入眠剤飲む。
消灯。

２１：３０

痛み止め飲む。