じかく手術体験記／じかく手術体験記

手術体験記

第３日目(土曜日)

４：３０

痛み止め飲む。

５：００

眠れない。

６：４０

１時間半くらいだけどしっかりと眠れた。
起床。

７：００

検温３６．６度　昨日からの便通と小水の回数を報告。(小４・大０)
今日から食事ができるとのこと。何を食べても良いそうだ。
午後にはシャワーも良いとか。ラッキー。
鎮痛剤を貰う８時間毎に１錠。

９：００

朝食　例によって『お食事の支度ができました』コールによる。
【朝食ＭＥＮＵ】
鯵の干物、野菜の煮付け、かぼちゃの味噌汁、白米。
病院食ではない感じ。美味い。
味付けは薄いが、普段どんなに塩分を摂りすぎているか知らされている感じだ。
食後歯磨き。

１０：２５

点滴開始　化膿止めとか・・・・・５日間続くそうだ。
看護士より明日は入浴も可能だろうということ。
風呂に入って温めると痛みも薄れるとか。　
約３０分で点滴終了。
言い忘れたが、術後からパンパースを履いている。
早く卒業したいものだ。
パンパース(紙おむつの名称で知っているのはパンパースだけなので、以降パンパースと呼ぶことにした)

１１：００

痛み止め飲む。
温めると良いのならホカロン使おうかな。と発想。

１３：００

昼食。　
【昼食ＭＥＮＵ】
チキンライス、サラダ、コーンスープ。
食後歯磨き。

１６：３０

検温。

１７：３０

ベッド脇のインターホンにて受診のため１階へ行く様呼び出し。
本日より入浴のオーケー出る。
飲み薬
胃腸薬(グリマック顆粒　GRIMAC 0.5g)×３
緩下剤(マグラックス錠 MG2　250mg)×３　以上は食後
痛み止め(ロキソニン　60mg)×２　８時間おきに
入眠剤(マイスリー)×１　寝る前に
を貰う。

１８：００

『夕食の支度が出来ました』の声で、4階の食堂へ
【夕食ＭＥＮＵ】
野菜卵豆腐みたいな、野菜の煮もの、えのき汁、白米。
胃腸薬、緩下剤を飲む。
食後歯磨き。

１９：００

回診。

１９：１０

排便がないことを看護士に指摘される。
便意が無かったのは事実だが、排便への潜在的な恐怖心が便意を抑えていたのかも知れない。
ガーゼセットを持参して、トイレにて排便。
肛門が自分のものでない。排便感が全く違う。
そんな感じだし、いきむと破裂して出血しそうな感じがするので、ちょっと出したところでそれ以上いきめなかった。(勇気ないね・・・トホホ。)
排便後は、ウォシュレットで洗って拭くときは押さえるようにすると聞いていたが、痛い痛い。
ウォシュレットは一番弱い水流で・・・・・押さえる様にといわれていたが触りたくもない感じ、軽く押さえてみるが便が付いている。
すこし水流を強くして洗ってみるが、まだ付いている。
外痔核の治療もしたので肛門部に腫れがあるようで、水流が変形している肛門に均一に当っていないようだ。
何度もウォシュレット→紙→ウォシュレット→紙を使ってやっときれいになるが、水流でヒリヒリと痛い。
患部が乾いたらガーゼセットの登場。
ガーゼ巻きコットンセットとは、サイズ10×20cm厚さ5㎜ほどの脱脂綿の表裏を、10×46cm程のガーゼで巻いたもので、肛門からの浸出液を下着や寝具につけないために紙テープで止めるための一式。
あらかじめ前方の両端に2箇所、後方中央に一箇所紙テープを貼っておき中央を肛門に当てる感じで貼り付ける。
パンパースを上げて完了。

「浸出液」とは？

なんとかトイレを脱出。
肛門が腫れている感じ。痛みもある。
痛み止めを飲む。
そのまま横になって、痛みの治まるのを待つがなかなか治らない。
入浴で痛みが軽減されるらしいので、風呂の状況を見に行ったが誰かが入浴中。

２０：２０

風呂が空いていたので入浴。
術後はじめての入浴だ。
温めていると多少痛みが軽減される。
浴槽で温めながら肛門に触れてみると、腫れている。
表面はいくつかの小さなイボがちょっと出ている感じがするのと、中からイボがちょっと顔を出している感じだ。
当然中から出ているイボは頑丈で中には戻らない。
鏡でじっくり見てみたいが、あいにく持っていないし、見たくない気持ちもする。
視覚的に状況が分からないのですこし触りすぎたようだ痛み出してきた。
傷口が付近にあるのだろう。
なんだか傷口を浴槽に浸けているのが不潔な感じがしてきたので中断。
風呂から上がりシャワーにて全身を洗い流し(患部は念入りに)、１５分ほどであがる。
ヒリヒリする痛みと、ズーンと重いような感じの痛みがあるが、痛み止めを飲んでいるので我慢できる。

２１：００

入眠剤飲む。
消灯。　